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Varnish 4.0 の動作検証

2014年4月にリリースされたキャッシュサーバ(HTTPアクセラレータ)である、Varnishの最新版、Varnish 4.0の動作検証を行った。今回、内部構造が斬新に変わり、よりパフォーマンスがでるようになっているようです。その反面、設定ファイルであるVCLに大きな変更がありました。

主な変更点

 

  • クライアントとバックエンドの通信スレッドの分離
  • ストリームのフルサポート
  • VSL(ログの仕組み)の強化
  • その他VSL(設定ファイル)の仕様変更など

 

参考文献

Varnish 4.0 Release Party in Tokyo で、「いわなちゃん」さん (@xcir) が発表された、以下の資料と、以前に同人が公開している以下PDFが、詳細に解説をしてくれています。いち早くこのような資料を作って頂いて感謝のしようがありません。

Ploneとの組合せ用VCLサンプル

参考資料を見ながら、Ploneとの組合せ用のVCLサンプルを作りました。

Ver4.0用サンプルVCL

元々Varnish 3.0の時に作ったVCLを元にしています。Purgeについてはまだ検証をしていないので動作が不十分かもしれません。他にも不足している点や間違っている点があるかもしれませんので、使用には十分お気をつけ下さい。
(バグ等があればご報告頂けると助かります)

最新版の状況

バグフィックスバージョンの4.0.1もリリースされており、そろろそ本格的に使えるのではないかと思っています。

今後

以下の項目を行っていこうと思います。

  • Purge関連
  • ストリーム関連
  • キャッシュパターンの見直し
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