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Plone Conference 2008 に参加

先週(10月8〜10日)、アメリカ ワシントンDCで行われた、Plone Conference 2008 に参加してきました。


参加者は、トータルで300人を超えていました。参加者はアメリカ国内のみならず、ヨーロッパ各地から多くの人が集まっていました。アジアやオセアニアからは数名のみでしたが、参加者が居ました。日本からは、我々の2名のみでした。

オープニングセレモニーの後、日本でお会いした、Nate Aune に挨拶をし、その際に、Hanoo(i18nマネージャ)やMartin Aspeli(Plone3の本を書いた)を紹介いただき、挨拶できた。

Limi と Alan によるキーノートを聞き、個別のセッションに入った。

初日のセッションは、
・Content mirror and relational databases
を聞いたり、Hanooと先日リリースした、BigramSplitterの事で意見交換をしたりとしていた。
また、Limiとは、通路ですれ違いざまに挨拶をした。日本から来ていると言ったら、Searching Staff か?と問われ、注目してくれていた。

二日目のセッションは、
・A simple Plone setup on Amazon EC2 S3
・Simpllfying Plone (Martin Aspeli)
・Using Grok to walk like duck
・Using Deliverance to theme a website
を聞いた。
Deliverance は注目のまとだが、まだ仕様も変更される可能性があったり、拡張の可能性もありそうだった。

夜のSocial Eventは、前日と違い全体の集まりになっていた。
バーガー屋で、半分のエリアを貸し切っていた。早い時間は飲み物の値段を下げてくれたり、バーガーの価格を下げてくれていた。そこには、Matt(GSoCのマネージャ), Mark(TG2リリースマネージャ), Paul, Alan, Nate, Luke(Nateの弟), ドキュメントマネージャなど、多くの人たちが、夜遅くまで盛り上がっていた。

三日目のセッションは、
・PloneFormGen
 セッション終了後、日本語問題のことと翻訳ファイルの話をしたところ、
 快く話を聞いていただいた。(その後、Sprintにつながる)
・repoze.bfg: A Zope explosion
・Relational database applications with Plone and SQLAlchemy
・Dellvering egg-based applications with zc.buildout, using a distributed model
 上記のSQLAlchemyと同じタイミングのセッションで私自身は聞けなかった。
・Collective Good: Best Practices for Creating, Releasing and Maintaining Add-on Products for Plone
・ライトニングトーク
 - 注目したのは、Martin(Plone3本)の5分で作る、Fiveのコンテンツタイプ。話をするのも早いが、キーも早かった。話をしながらXML書いたり、interfaceを書いたりしていた。早かったが面白い見せ物だったと思う。
  - Mattは、Python2.5の3項演算子などを、ZMIのPython Script上で実行してエラーになっていないデモをしていた。なぜだとみんなに思わせていた。その答えは、発表直前にZope2.11.x が Python2.6でも動くようなコミットがされたとのこと。それを使っていたのであった。びっくりした。
 - 最後から2番目に、我々の発表が出来た。
 ・python default encoding の問題
 ・formlib とIEの組み合わせ問題
 ・ダウンロードファイル名が文字化けする問題
 ・検索が出来ない件
 ・ショートネームが文字化けする問題
 ・email 送信時の email_charaset でのencode時エラーになる件 ##(s, 'replace')
 大きな拍手をもらい、司会者のSteveは、時間を延長してくれたような顔つきであったし、メモも取ってくれてた。
 ライトニングトーク終了後に、Limiが近づいてきた。明日からのSprintへの参加を聞かれ、明日から一緒にコードを直していこうと言われた。
 全面的に協力を頂き、詳しい皆に話しも細かく聞くことも出来た。


ここまでが、Conferenceの参加の概要です。
buildout化が進んでいる印象が強く残った。
また、参加者は開発者のみならず、使い始めたばかりのメンバーやデザイナーなども多く参加していたように感じた。

この後は、翌日から始まるSprint(開発の集まり)に続く。


PS. 日本で11月に開催する、World Plone Day プレゼント用に、Conference Tシャツ1枚と、サイン入り手帳を3冊ほどゲットしてきました。楽しみにしていてください。

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