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Plone Conference 2008 に付属した、Sprint(スプリント)

場所を郊外に変更し、開催された。
トータル人数は確認していないが、100人くらいだったと思う。

最初の説明後、Limiから、はじめてだろうから一応初心者コースの部屋に行って、やってみたらどうかと言われた。最初に簡単なPloneに関するゲームを皆で立ち上がってした。Plone歴やProgrammerか?など。
そこでSprintの流れやSVNの使い方、Collectiveの使い方などの説明を受けた。
その後は、PloneHelpCenterを元に、修正方法をやってみようという事になった。
その時点で、そこから抜け出した。

・次に、PloneFormGenの部屋へ。
翻訳作業とEmail送信箇所のコードの修正を行った。
Email送信箇所は、takanory.net に書いてあった物を元に、
email_caraset Propertyを使って文字コードを決める方法にした。
修正を、Steve にsvn diff でみてもらい、OKをいただいたので、コミットした。
その前に、Unittestを実行し、動作も試していたので問題なかった。

http://dev.plone.org/collective/browser/Products.PloneFormGen/trunk/Products/PloneFormGen/content/formMailerAdapter.py

・お昼ご飯を食べていた、Hanooを見つけ、いろいろと話を聞くことに
 ・python default encodeing の問題。
 これは、多くのヨーロッパでも同様の問題が起こっている。
 しかし、あえて修正などを行っていない。これは、Pythonの根本にある問題で、Python3からは改善される(strの扱いが変わるから)。このような問題が上がっていることが、Ploneがコードを提供することによって、隠蔽される可能性があるとのこと。その為面倒だけど、毎回このように変更をユーザ(インテグレータ)にお願いしているということ。そいう考え方のようだ。

 ・formlib の問題も同様の考え方。きちんとZope側で直す必要がある。

 ・東アジア言語のファイル名の問題
 ショートネームとの関係があるので、説明に手こずったが理解いただいた。
 diff を PloneのTracに入れるか、直接メールをくれとのこと。

 ・東アジア言語の検索
 以前、Hanooも検索のコード変更を行おうとした時期もあるようだが、一旦中止しているようだ。デフォルトのUnicodeSplitterの動きも見たが、正規表現で簡単に処理してしまっている。それとの変更点を提示して欲しいとの事だったのだが、それは少し難しいので、別ファイルで見せることとした。
 BigramSplitterで使っているコードを1ファイルにまとめ、デフォルトのUnicodeSplitterからの置き換えをしやすくした。
 コードを提供されれば見てくれるとのこと。

 ・他にも日本からどんどんとTracにバグ報告をして欲しいとのことだった。


・早速、東アジア言語の検索プロダクトを変更
名前を、UnicodeSplitterPatchとして、開発を開始。とりあえず2つの方向で開発を進める。
すぐにまとまり、その後テストコードを書き始めた。英語と日本語のUnittestを書いた。

そのまま、20時過ぎまで作業を行い、ホテルに戻った。

Sprint 2日目は、
・UnicodeSplitterPatchを、collectiveにレポジトリを作り、
そこでメンテナンスも含めて実施していく事にした。collective で有ればテストコードなどを皆が追加してくれるからだ。
https://dev.plone.org/collective/browser/UnicodeSplitterPatch/trunk/UnicodeSplitterPatch

・ファイルネームの文字化けの件の diff を準備 
trac に上げるべく、ファイルの準備をした。
http://dev.plone.org/plone/ticket/8591

・戻ってみると、進捗報告2分が始まっており、司会者からこちらも呼ばれ、2項目の状況をした。



▼他の話
・静的なファイルをPlone上に見せるには、reflectoが定番
・IISとの連携には、Alan の Enfold proxy を使うのが良いだろう。


▼日本の開催
準備が難しいだろうな。
参加者の多くが、北米またはヨーロッパなので、日本でも多くの人が来るか?
コーヒーなどの飲み物の準備なども怠っていない。
WiFiや電源コードなども準備されていた。
Social Eventの準備も重要。


▼その他
各自のマシン
 Conference も Sprint もMac率が高すぎる。50%は超えていたと思う。
 特に発表者はほとんどがMac。
 他には、Ubuntuが30%くらい。こちらも驚き。
 Windowsは圧倒的に少なかった。
 これでは、IEの対応が遅れると思った。ましてや「東アジア言語」,「IE」のAND となったら、
 見つけにくいトラブルになってしまう。
 それに、17inch系の物も結構持っていた。

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