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Ploneのworking copy supportについて

久しぶりの投稿になってしまいました。ご多分に漏れず年度末の忙しさを過ごしています。
ようやく先が見えてきたように思えますが、まだまだ頑張りどころはたくさん残っているように感じます。

さて、以前から気になっていたことがようやく解決できました。タイトルにも書いたように、Ploneのworking copy supportについてです。

working copy support とは、簡単に言うと公開された状態のまま、作業コピー(ステージングのように)を作り、一般の閲覧者からは見えないところで、変更作業を行い、完了したら公開中のコンテンツと入れ替えるという物です。

しかし、この機能はワークフローとの関連が強く、またパーミッション(権限)・ロール(役割)とのからみもあり、使うのが難しいのが現状です。具体的に言うと、Ploneの基本機能ですと「編集出来る(Modify Portal Content権限を有する)」ユーザが使うことを前提にしているようです。
組織で使うためには、これではせっかくワークフローを導入しても、うまく役割分担が出来ないことになります。

このような現状を、先月のPlone研究会で話をしたのですが、深くユーザに開放した状況で、working copy support を使っている方がいなかったため、情報は得られませんでした。

検討の結果、ワークフローとパーミッションをきちんと整理すれば、改造出来るのではないかということとなり、実装することになりました。ワークフローにもカスタマイズしているため、多くの方々に使っていただくような物にはなっていませんが、無事に開発終了しました。

これからテストを行い、実践投入していこうと思っております。


PS. 他にもPloneの基本機能を調査中です。改めてご報告します。

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