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サイト内検索

CMSを使っている特に大規模サイトにおいては、サイト内検索が重要に役割になってきていると思います。

Ploneにはデフォルトで高機能なサイト内検索が内蔵されています。ただし、日本語などの東アジア言語では残念ながら、アドオンプロダクトを必要としています。Ploneの日本語などへの対応は、Plone4から標準取込してもらおうと、PLIPを出して現在構築中です。

Googleのサイト内検索を導入しているケースもよく見受けられます。Googleのサイト内検索の良い点は、システム導入費が不要である点や、CMS等で管理されてない範囲も容易にドメイン単位で検索対象と出来る点など様々な点が上げられます。
しかし、弱点としては、Googleがクロールするまで検索されない点や、別会社の広告が表示される(これは有料コースや非営利団体では表示されない)ことや表示順位のコントロールが出来ないことなどが上げられます。

Ploneに置いては、コンテンツ投入時点から検索対象となりますし、ログインが必要な場合はユーザ権限毎に検索の範囲(表示権限により結果が異なる)が決められます。

検索と行っても、様々な方法があり、どれだけ効率的に目的の検索結果が得られるかが、問題となります。検索したい物がヒットしなかったり、逆にゴミをたくさん拾ってしまったり、ほどよく検索結果を出すことは非常に難しいことなのです。

当社では、Plone内蔵の検索エンジンをカスタマイズすることも行っております。ご依頼いただければと思います。


また、Plone内蔵だけでなく、LuceneをベースにしたPyLuceneを用いた検索システムを構築しています。PyLuceneを用いることで、Pythonを用いたシステム構築が可能となり、カスタマイズも容易です。

当社の検索システムでは、MeCabを用いた形態素解析に対応し、且つ検索漏れを少なくするために、N-gram方式のCJKAnalyzerを併用した方式を採用しています。

事例としては、

  • 丸文株式会社 (公式サイト) 
    • 先端エレクトロニクス商社(東証1部)
  • モバ進
    • ケータイから大学・専門学校を検索するサイト
  • 大阪大学 (公式サイトの一部で使用)(メインはGoogle検索とPlone内部検索)
などで、使用いただいております。
詳しくは、お問い合わせください。

これからも、検索へもの力を入れて行きたいと思います。
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