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【終了】Zope/Plone開発勉強会 #3

第3回(通算4回目)となる、Zope/Plone開発勉強会が先週末土曜日に開催されました。

PLIP9309関係の開発も一段落したので、次の開発(例えばアクセスビリティ補助機能とか)にとかかろうと考えていました。しかし、Ploneを日本語で使う場合に、現状欠かせない、sitecustomize.pyを設置するか、しなくても動くようにならないかといった議論が、JZUGのメーリングリストで話題となりました。その検証を進めるべきだろうと考え、それらの検証及びテストコードの作成を進めました。(sitecustomize.py問題は別のエントリーで書きます)

当日行ったこと

  • 本質的には、sitecustomize.pyを置いてはなぜいけないかの再議論
  • Plone3.3 にて検証
  • ニュースアイテムなどをテストコードにて登録・表示
  • PLIP関連で、Unicode関係のエラーが出る物を対処(メインコード1カ所、テストコード数カ所)
  • Ploneにデータを投入し、日本語のテストを行うが、エラー発生せず(Plone3.2.1でも同様)
  • 最新版PloneやPlone4βで、日本語のライブサーチが出来ない件の相談を受ける(未解決)

調査報告(途中)

  • Plone3.2以降では、通常の使っている分には、Unicode系のエラーが発生することは無かった。
  • 何かの操作がキーになり、エラーが出ることがある。それを突き止めたいが、今の段階では出来ていない。

次回以降はこの調査を進めるか、別のプロダクト開発するかを検討中。

おまけ

当日の発表会でお知らせしましたが、Plone3から標準装備されている、バージョニング機能(Working copy support)に、部分的に未完成な箇所が有るように思えます。フォルダがチェックアウトされ、チェックインした際に、思わぬことになっています。
現在Ploneのバグトラッカーに入れ、再度調査を行う必要が有りそうですが、まずは一報まで。

当社では、パッチを作り対応しました。(今後公開する予定です) しかし、そのパッチの仕様がすこし独自性が強い物になっています。
バージョニングは、様々な難しさが出ているのだと感じました。

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