Plone4の開発環境構築
2010年4月25日
Plone4の最新(SVNのHEAD)をインストールする方法を記載します。
前提条件
- Python2.6がインストールされている
- GCCなどのコンパイル環境が入っている
- easy_install が使える状態 (もし使えない場合は、http://peak.telecommunity.com/dist/ez_setup.py をダウンロードして、setup.py を走らせる)
- virtualenv が使える状態 (もし入っていない場合は、対象のPython2.6で、eazy_install -U virtualenv として、インストール)
インストール手順の説明
- svnにて、必要なファイル(version.cfg等)を入手して、任意の場所にフォルダを作る
- virtualenv にて、作成したフォルダに独自環境のPythonを設定
- bootstrap.py を実行して、buildoutを可能にする
- buildout コマンドにて、必要な物をダウンロードして、環境設定する(PILを設定を含む)
- ./bin 以下に起動コマンドが出来るので、それを用いて起動
- ZMIにログインして(ユーザ名/パスワード: admin/admin)、ZMIプルダウンメニューの上部にPloneサイトを作るボタンがあるので、それをクリックして、Ploneインスタンスを作る
インストール方法:
$ cd ~ $ svn co http://svn.plone.org/svn/plone/buildouts/plone-coredev/branches/4.0/ Plone4 $ cd ~/Plone4 $ virtualenv python ##これで、~/Plone4/python/bin/python というコマンドが出来る $ ./python/bin/python bootstrap.py $ ./bin/buildout -c pil.cfg ##ダウンロードに非常に時間が掛かる $ ./bin/instance fg ##フォアグラウンドで起動する
Ploneインスタンスを作る
- ZMIにWebブラウザでアクセスする
- ユーザ名/パスワードは、なにも指示をしていなければ、admin/admin になっている
- ZMIプルダウンメニューの上部に、Ploneサイトを作るボタンが有り、それを用いる
注意点
- Plone4は現在の所、開発中なので、クリティカルなエラーが発生する場合があります。
- ベータバージョンのUnifidInstallerも公開されていますので、そちらを使う方が安定しています。