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シンガポールでのPyCon APAC

報告が遅くなりましたが、2010年6月10日、11日の2日間で行われた、Python Conference Asia Pacific (PyCon APAC http://apac.pycon.org/ )に参加してきました。

Conference

下記のセッションに参加しました。

  • 1日目

    • Building an International Python Community (Steve Holden)

    • Key-Value Storage Systems (and Beyond) with Python (Ian Matthew Lewis)

      日本から参加されて、発表もされたイアンさんの講演。各種KVSの説明とPythonからの使い方。全体的に時間が短くもっと深く知りたいと思った。

    • Grok - A Modern Web Framework with History (Martijn Faassen)

      Zopeの歴史やGrokの機能・良い点などの話で面白かった。

    • A Case Study of NoSql Databases and Python - Mozilla Raindrop and CouchDB (Mark Hammond)

    • A Predictive Text Completion Software in Python (Wong Jiang Fung)

      Windowsの入力補完ツール(IMEのようなイメージ)

    • Implementing Zero-Knowledge Authentication with Zero Knowledge (Jia Jun Brandon Lum)

    • Python 3 : The Next Generation (Wesley Chun)

      以前、一通り勉強していたが、再度勉強になった。

  • 2日目

    • Python for Collective Intelligence and Collaborative Filtering (Jeremy Patrick Johnson)

      集合知プログラミングの話。基本的にはオライリーから出ている本をベースにしていた。

    • Using Python in Data Manipulation and Interfacing Spreadsheets (Chan Boon Kwee)

    • Aura : A Multi-Featured Programming Framework in Python (Anshul Kumar Jain, Manusheel Gupta)

    Qtをベースにしたデスクトップアプリの話であった。そんなに面白くなかった。

    • Open Space (Zope/Grok/Plone)

      Zope系を使っている方が少なく、参加された7人中主宰のMartijn氏を含めて3人だった。 Grokのインストールから使うまでのデモがあった。また、ASEAN地区でのPloneの使われ方について聞いてみたがほとんど使われていなかった。

    • Closing Panel Discussion (Steve Holden, Mark Hammond, Wesley Chun, Liew Beng Keat)

知人・友人

現地のカンファレンスに行くまでは、参加者との面識が無く少し不安でしたが、開始すぐに日本から参加していた、アクセンス・テクノロジーの増田さんや、ビープラウドのイアン・ルイスさんなどと、カンファレンス後の食事に出かけいろいろな話が出来たことに感謝しています。 また、イクバルさんや同じ会社の田中さんともカンファレンス前後などにいろいろと話が出来たことは良かったです。

現地の方ですが、シンガポールの方とは、Plone関係に二人ほどお話をさせて頂きました。PyCon APACサイトもPloneで構築されていますが、デザインの変更などに苦労しているようでした。

他にも、マレーシアから来られた、Zope関係の使い手の方や、フィリピンから来られた方と、カンファレンス中にいろいろな話ができました。この二人とはFacebookでも友達になれました。

シンガポール全般

はじめてのの東南アジア訪問であるシンガポールですが、聞いていたように綺麗でしたし、安全な国だと感じました。 現地に知人(以前当社で学生バイトをしていた)が駐在していて、食事や観光に付き合ってくれたことも、良さを増してくれたと思います。 また行ってみたいと思います。

写真

今回は、普段使用しているコンパクトデジカメではなく、ネット接続カメラ CEREVO CAM を持って行きました。ただ、現地でネット接続を行うにはWeb認証が必要で、CEREVO CAMがそれに対応していないため、国内に戻ってから写真を公開することになりました。

http://picasaweb.google.com/terapyon/PyConSG#

CEREVO CAM の使用感ですが、コンパクトで便利なのですが、撮影までに起動時間が掛かり、ちょっと使いにくさを感じました。私的にはUstに使うカメラって位置づけになりそうです。

まとめ

日本でもこのようなイベントを行いたいなということで、増田さんなどと現地で話が盛り上がりました。それについては、改めて書こうと思います。 いずれにしても、このようなイベントに参加するとモチベーションが上がりますね。 ただ、英語の勉強はもっともっとしなくてはならないと感じた。

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