Python mini hack a thon 雪山合宿
毎月の勉強会から派生し、2010年から続けている雪山合宿に行ってきました。毎回、菅平峰の原の「マウンテンパパ」で開催し、2012年からは夏合宿も行っています。今回は、定員ギリギリの参加者23名となり、これまでで一番多くの方に参加いただきました。
日程と会場のペンション
今回は、2015年1月30日(金)から2月1日(日) で開催しました。
菅平峰の原の「マウンテンパパ」
元々、私が知合いから教えてもらった宿で、気さくな夫婦が経営している家族的なところです。なんといっても、食事が美味しいです。
また、インターネットが完備されており、その点も合宿を行う上でありがたいことです。
寺田の成果
github plonejpチームのレポジトリをアップデート
日本語翻訳用に github plonejp アカウントに buildout.coredev パッケージをForkしています。普段、Mercurial (hg) をメインに使っていて、git力不足を感じている私としては、Fork元との関連などマージ作業をうまく出来ていませんでした。remote操作を改めて勉強しマージ作業を行いました。
Ploneの本番環境へのデプロイ方法をまとめる
各種Webフレームワークやアプリケーションを立ち上げたり、使っていくことが出来るようになるのですが、実際に本番運用を行うには、さらなるハードルがあると感じています。普段使っているものであれば、ノウハウがたまり、流れ作業に落とせる部分だと思います。しかし、間違った運用方法などを見かけることもあり、アプリケーションを運用する上でのハードルが依然として残ってると思います。
このような話を合宿中にしていたのですが、まずはドキュメンテーションをきちんとまとめて公開する必要があるのだと、改めて自分がやっていないことに気が付きました。
そこで、以下に最新Plone 4の最低限のデプロイ方法をまとめました。
Plone + ストリーミング動画プロダクトのリリース
以前から開発を行っていた、Plone + ストリーミング動画をCloudFrontを使ってセキュアに配信するためのプロダクトをリリースしました。
使い方のマニュアルの詳細化やバグフィックスなどが残っていますが、最低限の機能は実装しました。質問などお待ちしております。
PyData関連の勉強
自然言語処理や自動分類などの勉強をしているのですが、それへのヒントが得られました。
gensimを勉強すると目的に近づけそうです。
dockerで開発環境を作る方法の勉強
最終日の最後に、清水川さんからdockerで開発環境を作り管理する方法をデモしていただきました。dockerは気になっている技術の一つですが、未だに手を出させないでいました。最初の一歩を教えていただき、試してみたくなる良いデモを見せていただきました。
2015年2月9日に追記: 清水川さんがBlogでまとめてくれました。「Python mini hack-a-thon 雪山合宿 / Docker + fig」
その他
- PyCon JPの打合せと作業
- Plone Symposium開催に向けての作業(ほとんど出来なかった)
- とある書籍のレビュー(ほとんど出来なかった)
- モノスキー 残念ながら1本目のリフトでスキーブーツの経年劣化で破損し連絡コースだけを滑りました。
全体の印象
今回は、初参加の方が5名以上いて、私が普段から仕事にしているWeb系とは別のメンバーも集まり、Pythonの幅の広さと、各種ツールの親和性を感じました。
合宿では、普段できない事や、様々な分野で活躍されている人の話を聞け、アドバイスも受けられるので刺激になります。知りたいことを色々と深堀りできた、2泊3日の濃い週末を過ごすことが出来ました。
次回の予定
例年通り、9月初旬の金・土・日で開催をする予定です。