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Ploneとブラジル

ブラジル開催で盛り上がっているサッカーワールドカップ(FIFA W杯)ですが、ブラジルではオープンソースが盛り上がっています。さらに政府のサイトではPloneが採用されています。

Ploneカンファレンス

昨年(2013年)10月はじめに Ploneカンファレンス2013がブラジルの首都ブラジリアで行われました。Ploneカンファレンスは毎年1回世界中いずれかの都市で開催されていまる、Plone Foundationが主催するイベントです。Ploneカンファレンス2013の場合は、現地のPythonイベントである、Python Brasilと併催という形で行われました。
なお、ポルトガル語表記で「ブラジル」を「Brasil」と書きます。英語では「Brazil」表記します。W杯のロゴでも Brasil と書かれていますので気なったかとも多いかと思います。

私は、2008年から継続的(2011年を除き)にPloneカンファレンスに参加しており、昨年は場所が遠く躊躇したのですが、Advisory Board Members に選出されていることも有り参加してきました。

イベントの詳細は、 gihyo.jp に 投稿したレポートをご覧ください。

ブラジルでのPloneの利用

冒頭にも書きましたが、ブラジル国内特に政府機関ではPloneの採用が積極的におこなれています。ブラジル政府のサイトもPloneで構築されています。

Ploneだけではなく、Pythonの普及も進んでいるようです。他にもMySQLへ積極的にコミットしたりもしているようです。

ブラジルでは、政府が積極的にOSS(オープンソースソフトウエア)を支援し、使うことと・開発することを一緒に感がているように感じました。

最後に

今、行われているW杯や2年後のリオデジャネイロでのオリンピックと大規模イベントで話題となり、逆の面では経済不安や治安の問題で騒がれているブラジルですが、OSSへの関わりとという面でも今後関わりが増えていくのではないかと思っています。
また、イベントでお会いした方々は優しい方ばかりで、ポルトガル語が全く出来ない私をサポートしてくれたり、積極的に声を掛けてくれて嬉しかったです。

日本からは地球真裏で一番遠い国であり、ビザ取得が必要な点でも遠い国ですが、ブラジルの注目度は今後も上がっていくのではないかと思っています。

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