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Plone Conference 2016 Bostonに参加

2016年10月に開催されたPlone Conference 2016 Bostonに参加してきました。Plone Conference は年に一度世界のいずれかの都市で開催されるPlone Foundationが行う公式イベントです。2008年から参加をし、2011年以外の7回めの参加となりました。

アメリカボストンでの開催されました。アメリカ東海岸での開催は、私が初めて参加した2008年 ワシントンDC以来となりました。この数年参加者は200人前後と8年前ほどの参加者が集まるイベントではありませんでしたが、コアな開発者など深くPloneに関わっている方々があつまる楽しく、技術的に濃いカンファレンスでした。

私の注目は、Zopeの父である、Jim Fulton氏による、 The ZODB というデータベースコアの話と今後のマイルストーンの話でした。

Ploneカンファレンスのリリースマネージャーによるキーノートでは、最新情報やロードマップなどが示されました。その中では以下のようなポイントを話されていました。

  • Plone 5の継続的な進化
  • Python 3対応
  • Headless CMSという発想 REST APIなどに重点を置いたシステム

 

各パーツがうまく組み合わさり、ZODBという足回りから、REST API化、フロントエンド開発の可能性など、未来を感じることができたカンファレンスでした。

 

私は、 Managing Video and VR Content with Plone というタイトルで20分の講演を行いました。英語での講演ということで上手くいかない部分もありましたが、内容は伝わったようです。スライドはこちらです

この発表を聞いた2人が、カンファレンス後の開発Sprintにて一緒に、ストリーミングビデオ関連のプロダクトとVR表示用プロダクトについての開発をお手伝いいただけました。VRの方はSprint成果発表でデモを見せることができ、大成功だったと思います。

 

今回のSprintでは、Ploneの改善要求で議論が止まっているものがあり、それらを前に進めてもらえることになり、一緒にカンファレンスに出るとこういうメリットもあるので、嬉しくもなり、感謝もでき、さらに充実したカンファレンス参加になりました。
(修正をしてくれたのは、 Hide some menu items on folder_contents view という課題でした)

 

 

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