Open edXの学習履歴の可視化への取り組み
2015年12月14日
Open edX関係の3つ目のエントリーです。
Open edXの講師用表示に簡易版の学習履歴表示があります。しかし、これだけでは、どの学生がどれだけ、動画(ビデオ)を閲覧したかやクイズに回答したかを把握することが出来ません。
SPOCのように学内の反転授業でOpen edXを使う場合、学習効果を図ったり、どれだけ使われているかの把握をするのが難しいです。
当社では、Ploneのアドオンとして、詳細な学習履歴や進捗を確認するためのツールを構築しています。
これは、北海道大学重田准教授と共同で開発を行っているものです。2015年9月の日本教育工学会全国大会にて「反転授業のためのMOOC学習状況可視化ツールの開発」口頭発表をしていただきました。
この取組には、動画の閲覧履歴をデータとして残すという事前の準備が必要です。
先のエントリーでも書きましたが、本日(2015年12月14日) 18:30から、東京都内NIIにて、Open edX 勉強会 #1を開催します。数席の空きがありますので、もしよければ参加ください。